皆さん、こんにちは。当施設でリハビリを担当している、理学療法士の土門と申します。夕張で勤務するようになり、早いもので10年目となりました。今後も夕張の皆さんと一緒にリハビリ頑張っていきますので、宜しくお願い致します。
突然ですが、何気なく歩いている時に、つまずいて転倒したことありませんか?転倒して骨折すると、寝たきりになる可能性があるのです。
つまずく原因のひとつとして、「筋力低下」や「脊髄(神経)の圧迫」などがあります。
前回も、お家で簡単に出来る「転倒予防運動」を紹介しましたが、今回も運動を紹介していきたいと思います。
『四つ這い、片足上げ運動』を紹介します。
四つ這い片足上げ運動は、四つ這いの姿勢から片足の膝を伸ばしながら持ち上げます。上げたら3〜5秒間停止後、ゆっくり元の位置に戻ります。交互に5〜10回反復しましょう。運動注意点は、足を上げすぎると腰痛の恐れがあるので注意しましょう。
『椅子を用いた筋力アップ運動』を紹介します。
その1
椅子に腰掛け、上体を正中位に保ちます。次に、両膝をゆっくり持ち上げ、約5秒間停止した後、ゆっくり下ろします。この動作を5〜10回反復します。両膝持ち上げることが困難な場合は、片足ずつ行いましょう。運動注意点は、腰痛がある方は、痛みが出現しない範囲で行いましょう。
その2
椅子に腰掛け、上体を正中位に保ちます。次に、両足を椅子の高さまでゆっくりと持ち上げ、両足の指先を上に上げて、約5秒停止した後、指先を下に下げる動作を5〜10回反復します。
運動注意点は、椅子の高さまで持ち上げることが困難な場合は、足を下ろして無理のない範囲で行いましょう。
運動のモデルは、作業療法士の大久保と理学療法士の種川でした。
毎日コツコツ行い、つまずき(転倒)予防に努めましょう。
- 2016.04.30 Saturday
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- 17:16
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- by nijigaoka-yu